評価は学びのために。学習者にとって価値のある評価の仕組みづくりをサポートします。
「学びのための評価」導入支援
試験や偏差値では表せない
能力の成長を後押しする
カリキュラムは「何を学ぶのか」「どう学ぶのか」「どう評価するのか」という三要素で構成されており、それらが有機的に機能することで、学びの質は高まります。しかしながら「評価」を毛嫌いする人が少なくありません。
これは「評価」が自分の学びや成長に役立った経験よりも、嫌な思いをした経験の方が圧倒的に多いからです。この責任の一端は間違いなく学校教育にあります。
本来はポジティブな結果を目的とした具体的な観察や助言を含んだ情報であるにも関わらず、拒否反応が大きい「評価」。
試験では測れない、偏差値では表せない能力が求められる時代だからこそ、「人としての成長」を見守る評価、成長を後押しする「学びのための評価」が注目を浴びています。
新型コロナ感染症の副産物として社会に一気に浸透した「リモートワーク」や「オンライン教育」など、これまでの学校や教育の概念を大きく変えるチャンスが私たちの目の前に広がっています。
知識教育だけであれば、学校にくる必然性が無くなる一方で、学校という場があるからこそできる学びも見えてきました。
近年、すっかり定着してきた「探究」もその一つですが、本質的な探究を通じて獲得する「概念」「スキル」「知識」「価値観」の多くは、試験では測れない、偏差値では表せない能力であり、このような学びにおいてこそ「学びのための評価」が大きな意味を持つのです。
私たちは、評価を通じて「学びに本気な」学校とともに教育のイノベーションに取り組みたいと願っています。
「探究プログラム」導入支援
貴校のための
探究プログラム作りを共に
「探究」ということばが普通に使われる時代になりました。しかし、同じ「探究」を謳っていても、学校や教育機関ごとに学びのスタイルは違っています。
これは必ずしも悪いことではなく、新しいことを始めるときに試行錯誤をしながら自らの教育のあり方を構築する上で必要不可欠なプロセスです。
東京コミュニティスクールの探究プログラムの開発者であり、国際バカロレア初等教育プログラムのコーディネーターとして2つの私立小学校で探究プログラム作りを指導してきたコンサルタントが、貴校のための探究プログラム作りをサポートします。
探究は、かつて生活経験を重視する学びが「這い回る経験主義」とも揶揄されていた状況と同様に、断片的な学習に終わって知識の積み重ねが不十分であるという批判や、活動という手段が目的化された活動主義に陥りがちであるといった批判を受けることがあります。
しかしながら、探究の各単元を有機的に配置し、一貫したプログラムとして探究を実施することによって、学びの目的が明確になり、学びの質は確実に上がると同時に、自由な探究をしながら、探究する力を高める環境づくりを組織として高めていくことができます。
また、探究のフレームワークを共有することで、担当する教師一人一人のスキルの向上にもつながります。
「学校改革」支援
保護者や生徒/児童の声を集め
客観的な立場から集計・分析
学校改革は、学校経営者と教員が主体的に関わって実現するものであり、コンサルティング会社はノウハウを持っているかもしれませんが、正解を与えてくれるものでも、成功を保証するものでもありません。
グローバルパートナーズは、保護者や生徒/児童の声を集め、客観的な立場から集計・分析を行うことで、改革を進める学校に有用な情報を提供することを専門とするコンサルティング会社です。あくまでも改革の一機能を担うことに特化し、改革の主体である皆さんにとって使い勝手の良い存在でありたいと思っています。
情報収集は、主に貴校の状況をヒアリングした上でカスタマイズしたアンケートを使いますが、目的によっては保護者や児童/生徒に直接インタビューをして、より深いニーズを掘り出すことも行ないます。
株式会社グローバルパートナーズ 代表取締役
NPO法人東京コミュニティスクール 創立者
ビジネス・ブレークスルー大学、同大学院 専任教授
大手サービス業にて主に人事・教育に携わる。創業後は、幼稚園から小学校、中学校、高校、大学、大学院、社会人までの幅広い教育実践経験を通じて、グローバルに通用する日本人を育むための学びの研究・開発・実践・普及に取り組む。
近年は特に初等教育にフォーカスをあてて、探究する学び、国際教育カリキュラム、教育評価ツールの導入・実践のための支援を積極的に行っている。