2021.12.14
子どもの姿を画像・文章などを用いて「可視化」するドキュメンテーション/ポートフォリオ。
ニュージーランドでは「ラーニング・ストーリー(学びの物語)」として、乳幼児教育ナショナル・カリキュラム「テファリキ」と共に発展しました。
現地では、従来の紙による記録からデジタル化の動きも強まり、デジタルツール「ストーリーパーク」も開発されました。
日本の乳幼児教育においてドキュメンテーションが注目される中、今一度、ニュージーランドの乳幼児教育カリキュラム「テファリキ」と、そのアセスメント「ラーニングストーリー」を探究する機会として企画したのが、本ワークショップです。
前半は、テファリキに関する講義と共に、そのカリキュラムフレームワークの意味することはどういうことなのか、参加者同士の対話の中で、理解を深めていきます。
後半では、ラーニングストーリーを実際に作成することで、子どもの学びに気づき(notice)、承認し(recognise)、関わり(respond)、次の展開を見立てていく(what’s next)、その過程を体験します。
ワークショップリーダーには、日本での保育士経験を活かしながらニュージーランドの園で保育者として働く谷島直樹先生をお迎えし、オンラインで繋ぎます。
日本とニュージーランド両方の幼児教育に精通し、かつ実際にラーニングストーリーを日々紡いでいる谷島先生と、
ニュージーランド保育の特徴や日本保育との重なり、アセスメントの価値や日々の導入などについて、一日を通して語り合える機会です。
講義やワーク、質疑応答の時間もたっぷり設けます。
楽しみながら、子どもの育ちを共に喜び合うラーニングストーリーの理念について共に学びましょう。
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【開催概要】
日時:2022年1月29日(土)9:30〜15:15終了予定
開催方法:オンライン(WEB会議室ツールZoom使用)
対象:保育者、教育関係者、子育て支援者、保護者、一般 36名(予定)
ワークショップリーダー:ニュージーランド保育者 谷島直樹先生
参加費:¥6,000
お申し込み:お申し込みはこちら
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【ワークショップリーダー プロフィール】
◆ニュージーランド教諭 谷島 直樹 (Naoki Yajima) 先生
日本の異年齢保育の保育園で7年勤め、2014年にニュージーランドへ。語学学校に半年通ったあとキウイフルーツ農園で働く。
農園で知り合った人に保育園を紹介してもらいボランティアをする。そこで「保育士の資格がなくても働ける」と知り、オークランドに戻って就活。
保育園でリリーバー(補助の先生)、3歳半以上クラス担任、小学校1年生担任を経て現在は幼稚園でクラス担任として勤務。
日本では英語が0点に近くて大学院の試験に落ちたほど苦手課目だったが、なんとか英語の試験IELTS7.0をパスしてニュージーランドの保育士資格(Teacher Registration)を取る。
保育園、小学校でのクラス担任を経て現在は幼稚園で勤務するかたわら、ラーニングストーリーやテ・ファーリキの保育実践、ニュージーランド移住、就活についての講義や研修を行う。
著書は「ニュージーランドの保育園で働いてみた」(ひとなる書房より2022年1月18日発売)、「日本の保育者は海外で活躍できる」(Kindle 2019年)。
聖徳大学にて児童学修士。オークランド工科大学博士課程前期1年次修了。
ブログ毎日更新中:ニュージーランドの保育園で働いてみた https://ameblo.jp/hoikushi-nz
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【タイムテーブル(仮)】※詳細は変更する可能性がございます
9:30 開始
自己紹介
9:45 <セクション1>
ニュージーランド幼児教育・ナショナルカリキュラム「テファリキ」をテーマに
●講義
●ワーク&シェア
●ワークショップリーダーよりフィードバック
●振り返り
12:00 昼休憩
13:00 <セクション2>
ラーニングストーリーをテーマに
●講義
●ワーク&シェア
●ワークショップリーダーよりフィードバック
●振り返り
15:15 終了
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【以下ご確認ください】
・お申し込み後のキャンセルはできません。
・参加費は原則お返しいたしません。ただし、代理の方にチケットを譲渡することは可能です。
・当日やむを得ない事情により、講師・講座内容が変更になる場合があります。
・開催に係る緊急事態が発生した場合、Peatixのメッセージ機能(必要に応じてメールまたは電話)にてご連絡いたします。
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